消費者庁による「日食観察グラス注意喚起」について
弊社では、日食観察(太陽観察)用器具として、太陽グラス・遮光板・たいようめがね等を
販売させて頂いています。金環日食(5月21日)が近づき日食観察用器具の安全性について
多数の報道がされています。
また、消費者庁から5月16日に「日食観察用グラスの使用に当たっての注意喚起」という安全基準を発表されました。
(消費者庁発表より抜粋)
◎こんな日食観察用グラスは危険です
・室内の蛍光灯を見て、一見して明るく、形がはっきりと見える製品。
可視光線を十分に減光している製品の多くは、かすかに蛍光灯を確認できる程度の見え方です。
・可視光線や赤外線の透過率が高い製品安全性の検討材料となる数値として、
可視光線で0.003%以下、赤外線で3%以下という目安があります。(あくまで目安)
・LEDライトなどの強い光にかざした時に、ひび割れや穴が確認できるもの
弊社では、以下のメーカーの商品を取扱いさせて頂いております。
アーテック
昭和教材
ケニス
日陶科学
内田洋行
以上のメーカーではすべて安全基準を満たしておりますのでご安心ください。アーテックHPに詳しく掲載されていますので抜粋してご紹介致します。
弊社の商品はすべて上記安全基準を満たした商品です。
弊社の商品は太陽観察用に開発され、ドイツ工業規格であるDIN EN169遮光度番号13番の基準を
工業試験にてクリアーした遮光板を使用しています。安心してご使用ください。
-お客様からよくあるお問い合わせ。-
お問い合わせ内容
「太陽グラスを使用して室内の蛍光灯を見ると、蛍光灯が見える。問題があるのではないか?」
ご回答
「弊社の太陽グラスを使用して室内の蛍光灯をみると、かすかに蛍光灯が確認できますが
上記消費者庁発表にもある通り、十分に減光されて蛍光灯と蛍光灯の近くの物が見える程度なので
安全です。
お問い合わせ内容
「可視光線透過率は何パーセントですか?また赤外線透過率は何パーセントですか?」
ご回答
「太陽グラスの可視光線透過率が0.00055% 赤外線透過率が0.0014%です。
遮光板・たいようめがねの可視光線透過率は0.000005% 赤外線透過率が0.014%です。
すべての商品が安全基準を大きく上回っており安全です。」
お問い合わせ内容
「太陽グラスと遮光板はどちらがいいですか?」
ご回答
「太陽グラス(ガラス製)と遮光板(プラスティック製)では、遮光フィルターの材質が異なり、
見え方も変わります。遮光板でも十分に観察できますが、ガラス製フィルターを採用した
太陽グラスの方がよりキレイに観察できます。
また、以下使用上の注意となります。同じくアーテックHPより抜粋致しました。
5月21日の金環食観察について、弊社の下記3商品について多数お問合わせをいただいております。
008011/076078…遮光板
008013 ……………たいようめがね
076079 ……………太陽グラス
商品パッケージにも記載させて頂いておりますが、下記の注意をよくご確認頂いたうえ、
安全にご使用くださいますようお願い致します。
警告
※上記3品…「観察用メガネ」とします
●太陽を、観察用メガネを通さずに肉眼で決して見ないでください。失明する危険があります。
●観察用メガネと光学機器(双眼鏡、望遠鏡、カメラなど)を組み合わせて使用しないでください。
●長時間連続で観察すると、失明する危険があります。連続使用は2~3分間を限度としてください。
●太陽観察中に目に違和感を感じた場合、直ちに観察をやめてください。
症状がすぐに治らない場合は医師に必ず相談してください。
注意
●こちらの観察用メガネは健康な目の方を対象に作っております。
目の手術を受けられた方、目の病を患っておられる方はご使用はおやめください。
●お子様単独でのご使用はおやめください。保護者の管理のもとでご使用ください。
●周囲の光が入らないように、観察用メガネをできるだけ目に近付けて観察してください。
●強い衝撃を与えたり、分解しないでください。
●観察用メガネが破損した場合はご使用はおやめください。
●観察用メガネをかけたまま歩かないでください。転倒する危険があります